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勤行(ごんぎょう)とは、私たちが御仏とのつながりを経験するための日常的儀式です。「忙しい暮らしの中で特別に設ける、自分の心と向き合う時間」と言い換えることもできます。
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法華宗の御仏前はおおむね上のようなものです。在家信徒は、所属する寺院から御本尊を授与され、僧侶の指導により勤行作法を習得します。 |
勤行の流れ
【勧請文】勧請文は、勤行を執り行う者の周囲の時間と空間を、聖なるものに変容するための言葉です。世界の始まりから現代に至るまで法華信仰を宣揚された方々、つまり本仏釈尊以来の諸仏諸菩薩および先師先上人をお迎えします。 【読経】法華宗(本門流)では、妙法蓮華経全二十八章のうち第十五章から第二十二章までの八章(=本門八品)を重視し読誦します。しかし八章全てを読むとかなり長いため、日常の勤行では以下の三つの章の一部を読みます。
【唱題】お題目「南無妙法蓮華経」を繰り返し唱えます。法華宗という名称が正確には南無妙法蓮華経宗であるように、日蓮聖人の伝え説かれたお題目をお唱えすることは、法華宗勤行の根幹です。 【此要】妙法蓮華経第十一章見宝塔品、第二十一章如来神力品から、法華経を保つことの難しさと功徳を顕した部分(「此経難持」「以要言之」)を読誦します。 【回向発願】読経唱題によって生み出された功徳を、世界平和・国家安全・先祖供養・家庭円満・諸願成就の礎に振り向けます。 |